2023年、「調布」のまちをテーマに調布ゆかりの作家を紹介した「マチトリドリ 調布を描くイラスト展」。続編となる本展では、全国の街を独自の視点から描いている3組のイラストレーターが、調布を見つめ描き下ろした新作を展示します。街や山を歩き、心を動かされた一瞬の風景を描くアイザワ ディーン。建築的な思考をベースに、都市や建物の魅力をイラストで伝えるイスナデザイン。線路沿いの街角を、人々の日常とともに描く“街歩きイラストレーター”小川真二郎。異なる切り口で街を見つめてきたイラストレーターの視点を借りて街を眺めることで、調布の「今」と「これから」が見えてくるかもしれません。
会期中には、アーティストトーク、対話型鑑賞、ワークショップ、関連講座があります。
●〈募集中〉ワークショップ 「わたしの街角を水彩で描く」
見慣れた街角やお気に入りの風景など「わたしの街角」を、写真を見ながら水彩で描いてみましょう。水彩絵の具の使い方もレクチャーします。
12月6日(土) 13:00 ~ 17:00
講師:アイザワ ディーン
●〈募集中〉関連講座 「風景画の歴史 風景画の誕生からモネ、多摩・調布の風景まで」
日本でも西洋でも描かれた風景画。しかし、その成り立ちや展開の仕方は大きく異なります。中国からもたらされた山水画の豊かな伝統に恵まれた日本、一方、西洋で風景画が盛んに描かれるのは、19世紀になってからです。この講座では、日本と西洋の風景表現を比較しながら、それぞれの魅力を紹介します。
日時(全2回):
①11月25日(火) 18:30 ~ 20:30
「西洋の風景画 風景画の誕生からモネまで」
②12月2日(火) 18:30 ~ 20:30
「日本の風景画 武蔵野図屏風から多摩・調布の風景まで」
講師:音 ゆみ子(府中市美術館学芸員)
●アーティストトーク
12月7日(日) 14:00 ~ アイザワ ディーン
1月10日(土) 13:00 ~ イスナデザイン
●びじゅトーク作品を見てお話ししよう~やさしい対話型鑑賞~
ガイドが作品を見て話すお手伝いをします。みなさんとお話ししながら作品を見てみましょう。
通常の回とやさしい日本語の回があります。誰でも参加できます。
11月29日(土)
①11:00~11:45(★やさしい日本語)
②14:00~14:45
12月20日(土)
①11:00~11:45
②14:00~14:45(★やさしい日本語)
★やさしい日本語(にほんご)で対話型鑑賞(たいわがたかんしょう)
★の回は、調布に住む外国の人や、こどもにも伝わりやすい「やさしい日本語」をつかって、みんなでお話ししながら 作品をみてみましょう。(日本語話者の方も参加可能です)