ポリプテルスの仲間は、デボン紀 (約4億1000万年前~3億6000万年前まで) に出現し現在まで生きつづけている 「古代魚」 で、「生きた化石」 とも呼ばれる魚たちです。白亜紀の地層から最古の化石が発見されています。体は菱形をした厚いウロコに覆われ、胸ビレの付け根にウロコに覆われた肉質の柄が発達し腕のようになっており、浮き袋が肺の役目を果たすといった古代の魚の特徴をもっています。アフリカ大陸にのみ生息し、約15種が確認されています。今回の 「生きた化石!ポリプテルス大集合!!」 では、世界最大のポリプテルスの仲間で、ナポレオンの遠征隊がエジプトで初めて発見したことで知られ、日本国内の水族館で初めての公開となる 「ポリプテルス・ビキール・ビキール」 をはじめ、鑑賞魚として人気の高い 「ポリプテルス・エンドリケリー・エンドリケリー」 など、13種14点のポリプテルスの仲間を集めて展示します。
また、ナポレオンのアフリカ遠征時に収集した博物学資料を記載した 「エジプト誌」 の博物篇 (実物の初版本) に収められた 「ポリプテルス・ビキール・ビキール」 の超特大の銅版画も展示し、「生きた化石」 と呼ばれるポリプテルス発見の歴史的な経緯についてもパネルで解説します。
海遊館では、生きた化石と呼ばれる魚の展示を通して、生物の進化や生命の歴史に思いをはせていただければと考えています。