開館以来、さまざまな生物が話題となり、中には、日本中にブームを巻き起こし、水族館の “ヒーロー” となった生物もたくさんいます!1984年にやってきた “ラッコ” は、水面に浮かぶ愛らしいしぐさで日本中の人気者となり、クリッとした目とキュートな動きでCMなどでも大活躍しました。また、誰もが目を見張った “アホロートル”、通称ウーパールーパーは、その一風変わったキュートな姿で一世を風靡するほどの人気を呼び、テレビ、雑誌、CMへとひっぱりだことなったことも記憶に残っている人は多いでしょう。
また、噂が噂を呼んで日本中で大ブームとなった “人面魚” !?もともとは山形県のお寺の池にいたニシキゴイの中に人間の顔をした鯉がいるという噂から全国的な話題になりました。その後、日本中に人面魚が出現!Tシャツやお饅頭など、様々な商品化にまで及んだ話題の魚です。そのほかにも、その体の大きさとジャンプ力で話題となった “ゴライアスガエル”、キューバのカタツムリで、あざやかな黄色に赤や白、黒のラインが入ったカラフルな殻をもつ “ポリミタス” の殻も展示予定。又、黒と白に分かれた体色からパンダイルカの愛称で親しまれている “イロワケイルカ”、金魚の中でも珍しい黒と白の模様を持った“パンダ金魚” などなど、様々な生物をご紹介します。
本展では、このような水族館の “ヒーロー” たちが話題となった時代と、生物の解説を交えて、皆様にご紹介いたします。ブーム時を知っている人は懐かしい気持ちで、知らない人は新鮮な気持ちで、世代を超えて大人も子どもも誰もが一緒に楽しむことができる展示内容となっています。