マンボウの潜水給餌 イベント

　今回 「太平洋」 水槽に展示予定のマンボウ2尾 （全長約80cm） は現在、高知県土佐清水市の大阪海遊館海洋生物研究所・以布利 （いぶり） センターにて飼育している個体で、輸送用のトラックに乗せて、3月19日（金）の夜に海遊館に到着する予定です。 　海遊館のマンボウは通常 「ケルプの森」 水槽で1尾展示していますが、今回は期間限定で 「太平洋」 水槽にも展示します。「太平洋」 水槽は深さ9m、水量5,400tの世界最大級の水槽で、ジンベエザメやオニイトマキエイ （マンタ） などと一緒に飼育することになります。そのため確実に餌が食べられるようにダイバーが水中に潜り、イカやエビなどのミンチを肉団子状にしたものを1尾1回あたり約200g （肉団子約10個） 与えます。（給餌のための潜水は毎日行いますが、マンボウのその日の体調などにより、餌を与えても食べないこともあります。）この潜水による給餌の際には、普段はゆっくりと泳ぐことが多いマンボウが活発に泳ぐユニークな様子をご覧いただけます。マンボウの 「太平洋」 水槽での展示と潜水による給餌を尾行うのは、平成9年に初めて実施して以来、今回で4回目です。