竹久夢二名作選

当館ではこれを記念して、昨年10月より約1年間にわたって計4回の特集展示を通じ、いまなお大正ロマンの画家として根強い人気を誇る竹久夢二（1884-1934）の、明治・大正・昭和の三代に及ぶ生涯と芸術の足跡を回顧してまいりました。 　このシリーズ企画を締めくくる第5弾として、竹久夢二名作選を開催いたします。本展覧会では、皆様より人気の高い日本画作品を中心に、現在約3000点を数える収蔵資料の中から、厳選した作品をご覧いただきます。 　竹久夢二の残した作品は、その死後70年の時を経て、いま再び我々に何を訴えかけてくるのでしょうか。