【初公開】サンクトペテルブルク 国立ロシア美術館展 ロシア絵画の神髄

    東京都美術館 | 東京都

    国立ロシア美術館は、エルミタージュ美術館、プーシキン美術館、トレチャコフ美術館とともにロシア4大美術館のひとつであり、40万点というロシア美術の最大規模のコレクションを誇っています。 18世紀半ばからの近代ロシア絵画は、ヨーロッパ絵画の影響を強く受けながらも自らの文化とそれらを融合させることで独自の展開を遂げ、「写実」を極めていきました。そこでは主人公は一般の人々であり、主題はその人々をとりまく現実の生活やロシアの歴史や大自然でした。そこに見出された美は卓越した描写力によって表現されています。 日本では、残念ながら近代ロシア絵画はよく知られていないのが現状ですが、今ロシア絵画は世界的に熱い注目を浴び始めており、ニューヨークのグッゲンハイム美術館をはじめ世界でもトップレベルの美術館で展覧会が開かれたり、サザビーズやクリスティーズといった有名オークションでは、その評価額が高騰しているといわれています。現代の美術の流れが抽象やコンセプチュアルなものに向かっているなか、これらのリアリズム絵画は、絵画の本質を教えてくれると同時に、素朴な安心感や純粋な感動を与えてくれるのではないでしょうか。 本展では同館の膨大なコレクションから厳選した約100点の絵画、彫刻、工芸を一堂に展覧し、18世紀後半から20世紀初めまでのロシア美術の流れと精華を、ご堪能いただきたいと存じます。ぜひご期待ください。
    会期
    2007年4月28日(土)〜7月8日(日)
    会期終了
    開館時間
    9:30~17:30
    料金
    一般1400(1200/1100)円、学生1200(1000/900)円、高校生650(550/500)円、65歳以上700(600/550)円 ※( )内は前売/20名以上の団体料金 ※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方及び付添者1名は無料 ※開催中の第3水曜日(5/16、6/20)は65歳以上の方は無料、第3土曜日・日曜日(5/19、20、6/16、17)は、18歳未満のお子様を同伴する保護者(都内在住)は一般料金の半額 ※都内の小中高生並びにこれらに準ずる者と引率者が教育活動として観覧するときは無料(事前承諾が必要) ※いずれも証明できるものをご提示ください
    休館日 毎週月曜日(但し、4月30日は開室)
    会場
    東京都美術館
    住所
    〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
    03-3823-6921
    おすすめレポート
    学芸員募集
    北海道標津町文化財担当職員募集 [標津町ポー川史跡自然公園]
    北海道
    新居浜市美術館 学芸員募集中 [あかがねミュージアム(新居浜市美術館および新居浜市総合文化施設)]
    愛媛県
    公益財団法人 倉敷民芸館職員(受付業務パートタイマー)募集 [倉敷民藝館]
    岡山県
    令和7年度鶴岡市立藤沢周平記念館学芸員(会計年度任用職員)募集 [鶴岡市立藤沢周平記念館]
    山形県
    吹田市立博物館 学芸員(民俗)募集 [吹田市立博物館]
    大阪府
    展覧会ランキング
    1
    国立西洋美術館 | 東京都
    西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで
    もうすぐ終了[あと1日]
    2025年3月11日(火)〜6月8日(日)
    2
    東京都美術館 | 東京都
    ミロ展
    開催中[あと29日]
    2025年3月1日(土)〜7月6日(日)
    3
    TOKYO NODE | 東京都
    デザインあ展 neo
    開催中[あと108日]
    2025年4月18日(金)〜9月23日(火)
    4
    東京国立博物館 | 東京都
    イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~
    開催中[あと57日]
    2025年3月25日(火)〜8月3日(日)
    5
    三菱一号館美術館 | 東京都
    ルノワール×セザンヌ ―モダンを拓いた2人の巨匠
    開催中[あと92日]
    2025年5月29日(木)〜9月7日(日)