企画展　人体

多くの人が自分の身体、それにまつわる話題には興味を持っています。しかし、私たちは自分の身体についてどの程度知っていいるかというと、実は断片的であったり偏った知識であったりと、以外に知らないのが現状です。特に、身体の各器官の仕組みや成り立ちについてはほとんど理解されていないのではないでしょうか。人体構造や機能を理解するためには、模型や映像などによる情報はもちろん必要ですが、百聞は一見にしかず、ということでプラスティネーション標本という人体標本を展示することにしました。この標本からは、各器官独特の大きさや形、質感、また、血管や神経がどのように張り巡らされているかなどが実感でき、人体のより深い理解が可能となります。