舞楽展～桑名六華苑舞楽会～（桑名市まちづくり協賛事業）

　雅楽は、鳳笙、篳篥などの管楽器、琵琶などの絃楽器、太鼓などの打楽器から構成されるオーケストラと豪華絢爛な装束の舞楽による舞台芸術です。桑名では、「多度神宮寺伽藍縁起並資材帳（奈良時代／重要文化財）」には「楽具」（楽器と装束）と記述され、少なくとも天平時代から舞楽の歴史が始まっています。また、江戸時代に、雅楽に由来する「楽翁」と号した松平定信をはじめ桑名藩主が代々雅楽を好み、藩校では必須科目として嗜まれ、桑名城跡には舞楽面など雅楽の遺産が多数現存します。市内の国名勝庭園「六華苑」では、毎年春秋に舞楽会を開催しており、今回の展示は、舞楽面、装束、雅楽器のほか、写真で舞楽会を御案内いたします。