国立美術館名作選　明治・大正・昭和100年の名画

　明治以降、西洋から取り入れられた油彩画は日本特有の感性で成熟し、また古来より描かれた日本絵画も近代化の影響を受け、新しい日本画が誕生しました。 　この展覧会では、明治の油彩画の礎を築いた浅井忠や藤島武二・岸田劉生・藤田嗣治・小磯良平・東郷青児、近代絵画としての日本画を模索した菱田春草。下村観山・鏑木清方・竹内栖鳳・上村松園・小倉遊亀など、日本発の輝く美をつむいだ73名の画家による76点の名作を展示し、日本美術の流れをたどります。