「川喜田半泥子のすべて」展

    松屋銀座 | 東京都

    近代陶芸史に大きな足跡を残した川喜田半泥子(本名・久太夫政令[きゅうだゆうまさのり]1878-1963)は、三重県津市の素封家で、東京・大伝馬町に寛永年間から続く木綿問屋の家に生まれました。家業を継ぎ、百五銀行頭取や数々の企業の要職を勤める一方、陶芸、日本画、書、木版画、建築、油彩画、写真、パステル画、俳句などの各方面にその芸術的才能を発揮します。とりわけ50歳を超えて本格的に取り組んだ作陶は趣味の域をはるかに超え、当時の沈滞していた陶芸界に革新の息吹を吹き込みました。茶の湯に対する深い理解のもとに生み出された作品は、自由な遊び心と、壮大な理念を内包した奥深さを併せ持ち、書や絵画でも基本をおさえながらも、形にとらわれない、半泥子ならではの鋭い着眼点が表れています。 あくまでも素人として創作活動を行い続けた半泥子の作品は、幅広い交友関係者に贈られ、多くが愛蔵されてきました。それゆえ、高い名声にもかかわらず、まとまって作品を鑑賞する機械はほとんどありませんでした。 本展では半泥子の没後、昭和50(1975)年より登録博物館として活動を始めた川喜田家ゆかりの石水博物館(三重県津市)をはじめ、全国の所蔵家の全面的な協力を得て、陶芸作品約130点のほか、書画、建築、写真、俳句、関連資料など総計200余点を展観し、半泥子の全貌に迫ります。
    会期
    2009年12月30日(水)〜2010年1月18日(月)
    会期終了
    開館時間
    10:00~20:00
    ※入場は閉場の30分前まで
    ※最終日は17:00閉場
    ※展覧会によっては、開館時間が変更になる場合がございます。
    料金
    一般1000円 高大生700円 ※中学生以下無料
    休館日 1月1日(祝・金)
    会場
    松屋銀座 8階大催場
    住所
    〒104-8130 東京都中央区銀座3-6-1  8階イベントスクエア
    03-3567-1211(大代表)
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