「美しき挑発 レンピッカ展」 本能に生きた伝説の画家

    Bunkamura ザ・ミュージアム | 東京都

     女性画家タマラ・ド・レンピッカが活動を始めた1920年代。大胆な風俗が現れ、都会のライフスタイルが確立し、女性が社会に進出しだした時代である。彼女はまさにその実践者であり、その生き様は現代人顔負けの奔放さに溢れ、作品はどれも彼女の分身として、観る者を圧倒する。  画面からはみ出さんばかりの圧倒的な存在感を持つ女性像。筆跡のない金属的な光沢を放つ肉体は、大型のモーターバイクのように官能的だ。鋭いまなざしもその特徴である。たしかにそこには、彼女自身が投影されている。  私生活でもレンピッカは本能の赴くままに生きた女性であった。スポーツカーを乗りこなす恋多き女の相手には女性もいた。画家になったこと自体が、自信が欲したことであり、フォトジェニックな美しさは、その生きる姿勢がもたらした。やりたいことをやる。ただそれだけのことが、しかし必ずしも容易ではないそんな生き方が、レンピッカを、そしてその作品を輝かせているのである。  本展は日本初公開約30点を含む60点以上の作品で構成されるファン待望のレンピッカ展である。 — Bunkamura ザ・ミュージアム 学芸員 宮澤政男
    会期
    2010年3月6日(土)〜5月9日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00(毎週金・土曜日は21:00迄) ※入館は各閉館の30分前まで
    料金
    [時間] 一般1400(1200)円、大学・高校生100(800)円、中・小学生700(500)円 *( )内は前売り・団体20名以上の料金 *団体は電話でのご予約をお願いします(03-3477-9413)。 *障害者手帳のご提示で割引料金あり。
    休館日 開催期間中無休
    公式サイト http://www.ntv.co.jp/lempicka/
    会場
    Bunkamura ザ・ミュージアム
    住所
    〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura B1F
    05055418600
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