ぬぐ絵画—日本のヌード 1880-1945

    東京国立近代美術館 | 東京都

    今日も盛んに描かれ続ける、はだかの人物を主題とする絵画。絵といえば、風景や静物とともに、まずは女性のヌードを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 しかし、はだかの人物を美術作品として描き表し、それを公の場で鑑賞するという風習は、実はフランス、イタリア経由の「異文化」として、明治の半ば、日本に入って来たものでした。以後、これが定着するまで、はだかと絵画をめぐって、描く人(画家)、見る人(鑑賞者)、取り締まる人(警察)の間に多くのやりとりが生じることになりました。 「芸術にエロスは必要か」「芸術かわいせつかを判断するのは誰か」にはじまり、「どんなシチュエーションならはだかを描いても不自然ではないのか」「性器はどこまで描くのか」といった具体的な事柄まで、これまで多くの画家たちが、はだかを表現するのに最適な方法を探ってきました。 今日も広く論じられるこうした問いの原点を、1880年代から1940年代までの代表的な油彩作品約100点によってご紹介します。
    会期
    2011年11月15日(火)〜2012年1月15日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~17:00(入館は16:30まで)
    ※金曜・土曜は20:00まで開館(入館は19:30まで)
    公式サイト http://www.momat.go.jp/Honkan/Undressing_Paintings/
    会場
    東京国立近代美術館
    住所
    〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
    ぬぐ絵画—日本のヌード 1880-1945のレポート
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    スーパーモデル体型の理由は…
    「はだかを描く」という表現は、明治維新後に西欧から入ってきた手法です。現在では当たり前の表現ですが、当時は喧々諤々。刺激的な展覧会名がついた本展、明治期から1945年まで「日本のはだかの表現」の歩みを振り返ります。
    会場
    会期
    2011年11月15日(火)~2012年1月15日(日)
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