陶芸の魅力×アートのドキドキ 

    岐阜県現代陶芸美術館 | 岐阜県

    なぜ彼らは陶芸に魅かれたのか。 様々な素材を用いて視覚的な表現により自分の世界を築き、メッセージを発信する作家たちの中には、陶芸という技術、土という素材に魅せられ、挑戦した人々がいます。彼らのアプローチは時として、陶芸を専らとする作家たちにも大きな影響を及ぼしました。例えば、ジョアン・ミロやパブロ・ピカソらによる陶芸作品は、戦後の陶芸に刺激を与え、1950年代に各地で開花する造形的な新しい陶芸への後押しとなったといわれています。特にアメリカやヨーロッパの陶芸には、他の芸術分野、他の素材における様々な取り組みと歩調を合わせるような側面が見てとれます。  そして近年、日本においても、油彩を専門とする画家たちやFRPや木材を扱う彫刻家たちが、粘土という素材を選び始めています。滋賀県に所在する有数の窯業地、信楽に設立された陶芸の森は、こうした様々な分野の作家たちが陶芸制作に取り組む舞台にもなってきました。ここ数年、素材や技術の難しさを越えて、あえて陶芸に身をゆだねようとする作家が増えてきています。何が彼らを陶芸に駆り立てるのか。やきものにどんな魅力を見つけたのか。 本展では、画家や彫刻家らが土に魅せられて挑戦した陶芸作品のほか、他分野の美術と関連しながら成熟してきた現代陶芸の一断面を、陶芸の森で制作された作品や当館の収蔵品を中心とする陶芸作品によって紹介します。
    会期
    2013年5月25日(土)〜8月25日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00(入館は17:30まで)
    料金
    一般 800(700)円/大学生 600(500)円
    ※高校生以下は無料
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※本展チケットで同時開催展もご覧いただけます。 
    休館日 月曜日(月曜が休日の場合は翌平日)
    公式サイト http://www.cpm-gifu.jp/museum/02.exhibition/02_3.exhibition.html
    会場
    岐阜県現代陶芸美術館
    住所
    〒507-0801 岐阜県多治見市東町4-2-5 (セラミックパークMINO内)
    0572-28-3100
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