企画展　「Hibino on side off side 日比野克彦」展

川崎で生まれた岡本太郎のジャンルや枠を超えた力、多面性を継承しているアーティストの一人である日比野克彦の様々な活動・ジャンルでの代表作を紹介するだけでなく、川崎と海の関わりをテーマに公開制作を行い、またその作品を中心として展示空間が構成されます。日比野は、自分チームと相手チームとの瀬戸際・せめぎ合いを表すサッカー用語である「offside オフサイド」という言葉をタイトルに取り入れました。海・水際との関わりが深い「川崎」という場において、縄文時代の土器や自らの作品で表現の根源を問うための実験的な展覧会です。 海のなかで描いた100mのドローイングや様々な人たちとのワークショップ、地域ごとの特性を生かした作品などが一堂に会します。会期中は、日比野による東日本大震災復興支援活動のひとつである「ハートマークビューイング」や、岡本太郎の彫刻作品がプリントされた大きなシートに参加者が自由にぬりえしたり、「岡本太郎現代芸術賞」の太郎賞受賞アーティストによるワークショップなど、様々な参加型イベントも開催されます。