~幕末・明治の写真展~ フェリーチェ・ベアトが見た日本 Part1

    JCII フォトサロン | 東京都

    フェリーチェ・ベアト(Felice Beato)は1832年にイタリアのヴェネツィアで生まれ、1844年からコンスタンティノープル(現・イスタンブール)で育ち、義理の兄弟の写真家・ジェームス・ロバートソンから写真技術を学んだと言われている。 クリミア戦争、第一次インド独立戦争、第二次アヘン戦争などの戦跡を撮影し、文久3年(1863)に来日。明治17年(1884)まで約20年間日本に滞在して、日本各地の風景や人々の風俗を撮影した。 彼のように長期にわたって日本に滞在し、数多くの写真を残した写真家はほとんどおらず、彼の確かな技術による鮮明な画像の大判写真は、幕末の日本の様子を現在に伝えてくれる貴重な資料でもある。 今回は当館所蔵のベアト作品の中から、前編として、来日した外国人向けのお土産として販売されたアルバムを中心に、江戸の街並みや、明治5年(1872)に完成した横浜駅の様子、外国人が行くことを許されていた横浜周辺の遊歩区域や東海道、開港地である神戸や長崎などの日本各地の美しい風景と、当時の日本人の風俗、そして、ベアトが得意としたパノラマ写真5枚を含む、約90点を展示。
    会期
    2013年8月6日(火)〜9月8日(日)
    会期終了
    開館時間
    [JCIIフォトサロン] 10:00~17:00
    料金
    無料
    休館日 月曜日休館(月曜日が祝休日の場合は開館)
    公式サイト http://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/photo-exhibition/2013/20130806.html
    会場
    JCII フォトサロン
    住所
    〒102-0082 東京都千代田区一番町25 JCIIビル
    03-3261-0300
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