遠藤周作『侍』展―“人生の同伴者”に出会うとき

    町田市民文学館 ことばらんど | 東京都

    遠藤周作は25年以上にわたって居住した町田市玉川学園で『沈黙』や『死海のほとり』などの代表作をはじめとした小説、「狐狸庵もの」と呼ばれる軽妙なエッセイを執筆しました。 本展では、長年にわたり追求した「日本人におけるキリスト教受容」という文学的主題のひとつの到達点である『侍』を中心に人々の苦しみや哀しみに寄り添う存在―“同伴者”を描いた作品世界をご紹介します。 『侍』は仙台藩主・伊達政宗の命を受け慶長遣欧使節団の副使としてヨーロッパに渡航し、スペインで洗礼を受けた支倉常長をモデルとしていますが、遠藤が「この小説は僕の私小説みたいなもの」と語っているように、自身の受洗の経緯や渡欧経験が反映された作品です。創作ノート、草稿のほか、初公開となる「男と九官鳥」直筆原稿や旧蔵書等の資料約200点によって史実とフィクションの狭間に込められた思いと“同伴者”の存在を見出すまでの道筋をひも解いていきます。 遠藤文学を通して宗教の枠を超え誰もが共感できる“人生の同伴者”の存在を一人ひとりが自らの人生に重ね合わせて感じていただければ幸いです。
    会期
    2014年1月18日(土)〜3月23日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~17:00
    料金
    一般 400(300)円/大学生・65歳以上 200(100)円/高校生以下 無料
    ※( )内は20人以上の団体料金
    ※1月18日、2月23日、3月23日は無料。
    休館日 月曜日休館 ただし2月13日(木)、3月13日(木)は休館
    公式サイト http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/tenrankai/20131112144008645.html
    会場
    町田市民文学館 ことばらんど
    住所
    〒194-0013 東京都町田市原町田4-16-17
    042-739-3420
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