空飛ぶ美術館 

    三重県立美術館 | 三重県

    ギリシャ神話に登場するダイダロスとイカロス父子は、蝋で固めた鳥の羽根を装着し、島からの脱出を図りました。 自由を求め知恵と行動力が駆使されたとはいえ、イカロスの墜落という悲劇で幕を閉じるこの飛翔譚は苦い教訓を残します。 しかしながら、人間が空を飛ぶという企ては、決して絵空事に終わったわけではありません。 飛行機械の発明を試みたレオナルド・ダ・ヴィンチをはじめ、多くの先人が鳥の飛翔に想を得て空への挑戦を繰り返してきました。 美術の世界においては、古くから、生物の飛翔が主題として好まれたのはもちろん、天使や飛天等、空飛ぶ人間[の姿をした生物]もユニークな発想によって造形化されてきました。 一方で、科学技術の発展に伴い、気球や飛行船、飛行機による有人飛行の夢が叶うと、それら航空機は人間に新たな感覚を提供すると同時に、あらゆる芸術家の創作意欲をかきたてることとなります。 航空が日常的な交通手段へ仲間入りを果たした今日においてなお、自由に空を飛びたいという思いは、私たちの根源的な欲求であり続けていると言えるでしょう。 「空飛ぶ美術館」展は、憧れやまない空や飛翔にまつわる古今東西の美術作品を一堂に会し、夢や冒険の足跡をたどることを目的とします。
    会期
    2015年3月7日(土)〜5月6日(水)
    会期終了
    開館時間
    9:30~17:00(入館は16:30まで)
    料金
    一般 900(700)円/学生 700(500)円/高校生以下無料
    ※( )内は前売りおよび20名様以上の団体割引料金
    ※学生の方は生徒手帳・学生証等をご提示ください。
    休館日 毎週月曜日(ただし、4月27日、5月4日は開館)
    公式サイト http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/catalogue/sora_2015/sora_2015_shosai.htm
    会場
    三重県立美術館
    住所
    〒514-0007 三重県津市大谷町11
    059-227-2100
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