阪神沿線の文化110年 モダン芦屋 クロニクル-アート、ファッション、建築からたどる芦屋の芸術

    芦屋市立美術博物館 | 兵庫県

    六甲山を背景に大阪湾が開ける温暖な気候に恵まれた自然環境をもつ芦屋は、芦屋、打出、三条、津知の4つの村からなる農業、漁業の営まれた地域として白砂青松とうたわれるのどかな場所でした。明治中頃より芦屋は鉄道の開通とともに急速に発展、大正初めには阪神間を代表する健康地として注目され、商人の街大阪と貿易港として栄えた神戸という近代都市で働く人々の理想的な住宅地として人気を博します。そこでは、日本の伝統様式を重んじながら西洋の生活様式が取り入れられた新しいライフスタイルが築かれ、阪神間モダニズム文化が形成されていきました。そのような中、美しく風情ある明媚な環境とモダニズム文化を背景に、画家や写真家たちが芦屋に居を構え、互いに影響を与えながら数々の名作を生み出しています。 本展では、近代化が飛躍的に進んだ明治末から昭和初めの芦屋のライフスタイルを、建築、文芸、生活に関する資料等から紹介するとともに、芦屋ゆかりの画家、小出楢重や上山二郎、長谷川三郎、伊藤継郎、吉原治良のほか、新興写真運動の先駆けとなった芦屋カメラクラブ、戦後の日本を代表する前衛美術グループ具体美術協会を紹介し、文化の香りただよう街、芦屋の歴史を辿ります。
    会期
    2015年5月23日(土)〜8月2日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~17:00(入館16:30まで)
    料金
    一般 500(400)円/大高生 300(240)円/中学生以下無料
    7月20日(月・祝)はどなたでも無料で展覧会をご覧いただけます。
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※高齢者(65歳以上)および身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方ならびにその介護の方は各当日料金の半額になります
    休館日 月曜日休館 ただし7月20日は開館、21日休館
    公式サイト http://ashiya-museum.jp/
    会場
    芦屋市立美術博物館
    住所
    〒659-0052 兵庫県芦屋市伊勢町12-25
    0797-38-5432
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