ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展

    パナソニック汐留美術館 | 東京都

    フランスの北西に位置するブルターニュ半島の小さな村、ポン=タヴァンはゴーギャンが訪れるよりも前から芸術家達をひきつけ、創作活動を支えた魅力的な土地でした。 1886年、パリを離れたゴーギャンは初めてこの小村に滞在し、壮大な自然と明るい光、そして現地の人々に連綿と受け継がれる古い伝統文化に魅せられ、以降、何度も作品制作のために赴きます。この地でゴーギャンはエミール・ベルナールらと、「印象派」を超える新しい絵画を追求し「総合主義」という現実と人間の想像力を一つの画面のなかに構成するスタイルを見出します。さらに若き画家ポール・セリュジエへのゴーギャンの指導はモーリス・ドニを中心とした「ナビ派」の結成につながりました。 ポン=タヴァンで繰り広げられた芸術の冒険は、20世紀美術の先駆けとして新たな時代を切り開いたと言って過言ではないでしょう。「印象派」から「総合主義」、「ナビ派」、そして「象徴主義」といった大きな転換の流れに立ち会うと共に、ゴーギャンと、ポン=タヴァンで活動した画家たちの個性や才能の輝きに出会うことが本展のみどころです。 日本初公開作品を多数含む、ブルターニュ地方のカンペール美術館とブレスト美術館、そしてデンマークのニイ・カールスべルグ・グリプトテク美術館などから出品されるゴーギャンを核としたポン=タヴァンの画家たちの作品73点が展示されます。ゴーギャンにとっての最初の神秘の楽園を絵画でめぐる旅にぜひお越し下さい。
    会期
    2015年10月29日(木)〜12月20日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00(入館は17:30まで)
    料金
    一般 1,000円/65歳以上 900円/大学生 700円/中・高校生 500円/小学生以下無料  
    ※20名以上の団体:各100円割引  
    ※障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料で入館可能
    休館日 11月4日(水)、11月11日(水)
    公式サイト http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/15/151029/index.html
    会場
    パナソニック汐留美術館
    住所
    〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1  パナソニック東京汐留ビル4階
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
    ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展のレポート
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    20世紀美術館を切り開いたのは、この地から
    フランス・ブルターニュ地方の小さな村、ポン=タヴァン。独特の文化と風光明媚な自然を持つこの地はエミール・ベルナール、モーリス・ドニ、そしてポール・ゴーギャンら、多くの才能を惹きつけました。ポン=タヴァンの画家たちを紹介する展覧会が東京に巡回中です。
    会場
    会期
    2015年10月29日(木)~12月20日(日)
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