新春展 小品画の魅力 ― 暮らしを彩る日本画 ―

    桑山美術館 | 愛知県

    小品画とは文字通り画面の小さな絵画のことを指し、構想を練って時間をかけて制作した展覧会出品用の大作とは異なり、簡素であっさりとした印象を与えます。しかし簡潔でありながらも、俳句に共通するような風趣に富み、画家の人柄が垣間見えるような親密さが感じられます。 新春展では、毎年春季に開催する日本画の企画展で出品する機会の少ない小品画にスポットを当ててみました。 継色紙を思わせる青、緑、黄色の鮮やかな背景に梅が一枝直立する福田平八郎の《紅梅》や、独特の味わいを持つ熊谷守一の《柿》など、対象を極度に単純化した作品は愛らしく、小さな画面との相性も抜群です。また川合玉堂の《鵜飼》では、即興的な筆さばきによる鵜の表情がユニークで通常の風景画とは趣が異なる一方、児玉希望の《巣鶴》は金と緑の濃彩で細やかに描かれます。 迫力のある大作とは異なり、思わず展示室から持ち帰って、自宅に飾りたくなるような作品の数々をぜひご覧ください。
    会期
    2019年1月5日(土)〜2月3日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~16:00
    料金
    一般 500円 / 中高大学生 300円

    ※20名以上の団体は各100円割引
    ※障がい者手帳お持ちの方及び同伴者1名は無料
    休館日 月曜日(祝日の場合は開館)・祝日の翌日
    公式サイト http://www.kuwayama-museum.jp
    会場
    桑山美術館
    住所
    〒466-0828 愛知県名古屋市昭和区山中町2-12
    052-763-5188
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