青と赤の煌めき 美術工芸品を彩る色の世界

    逸翁美術館 | 大阪府

    青色と赤色、みなさんはどんなイメージを持っていますか?冷静な青、情熱の赤、澄み渡る青空、燃えさかる赤など、あらゆる場面において対比して採りあげられることの多いこの二つの色。絵画では人物が身にまとう衣装に意味をもたせるために使われたり、やきものでは器面の模様を華やかに彩る顔料・染料として用いられています。 青と赤、先に「色」として注目を集めたのは赤だったと言われています。最古の壁画や土器、時には身を彩る色として世界各地で用いられました。しかも赤い色には不思議な力があると考えられたのでしょうか。神様の像やお供えを入れる祭器などにも赤い色が用いられた例が多くあります。 青色は、ラピスラズリやトルコ石、日本では翡翠などの青い石が尊ばれ、石そのものを神像に用いられたり、首飾りなどの装身具として加工され、護符のように身につけることも多くありました。また青磁や瑠璃色の鉢などが産み出されたのも、青空や星が瞬く夜空など、美しい青色への憧れかもしれません。このように、赤と青、どちらにも不思議な力や魅力を古来より感じ、その思いを形にしてきたことがわかります。 この展覧会では、青と赤、それぞれの色が持つ「色の力」や「神秘的な魅力」を、絵画ややきものなどを通してご覧いただきます。時を超えて愛でられる、青と赤の世界にご案内します。
    会期
    2019年7月6日(土)〜8月25日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~17:00(入館は16:30まで)
    料金
    一般 700円 / 大・高生 500円 / 中・小生以下 無料 / シニア(65歳以上)500円
    休館日 月曜日(ただし、7月15日・8月12日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)
    公式サイト http://www.hankyu-bunka.or.jp/itsuo-museum/exhibition/2142/
    会場
    逸翁美術館
    住所
    〒563-0058 大阪府池田市栄本町12-27
    072-751-3865
    おすすめレポート
    学芸員募集
    アサヒグループ大山崎山荘美術館 広報募集 [アサヒグループ大山崎山荘美術館 京都府乙訓郡大山崎町銭原5−3]
    京都府
    新居浜市美術館 学芸員募集中 [あかがねミュージアム(新居浜市美術館および新居浜市総合文化施設)]
    愛媛県
    東山旧岸邸 正社員・契約社員 募集! [東山旧岸邸]
    静岡県
    鎌倉 報国寺 学芸員募集(正職員) [報国寺]
    神奈川県
    刀剣博物館 総務正職員募集 [刀剣博物館]
    東京都
    展覧会ランキング
    1
    アーティゾン美術館 | 東京都
    クロード・モネ -風景への問いかけ
    開催まであと283日
    2026年2月7日(土)〜5月24日(日)
    2
    松屋銀座 | 東京都
    誕生70周年記念 ミッフィー展
    もうすぐ終了[あと12日]
    2025年4月23日(水)〜5月12日(月)
    3
    国立西洋美術館 | 東京都
    西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで
    開催中[あと39日]
    2025年3月11日(火)〜6月8日(日)
    4
    東京国立博物館 | 東京都
    イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~
    開催中[あと95日]
    2025年3月25日(火)〜8月3日(日)
    5
    東京都美術館 | 東京都
    ミロ展
    開催中[あと67日]
    2025年3月1日(土)〜7月6日(日)