巡回展
日本の代表的な古典芸能として海外でも高い評価をうけている能。
細川家では歴代の藩主が能の文化に心を寄せ、藩主たちも自ら舞台に上がりました。そのため、能面・能装束・楽器や小道具など約900点の能楽コレクションが伝来しています。
この能の原点ともいわれる演目「翁」は、翁面をかけることで演者は神になり、その舞によって世の安泰を祈願する特別な演目です。
本展では「翁」を起点として、能に流れ込む祈りと信仰、それらを背負った様々な神の存在や意味を、細川家伝来の能面や能装束を通して探求します。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました