滋賀県長浜市は、震災から2年となる2013年3月、奈良、平安時代から民衆の観音信仰の対象となっている十一面観音像など、湖北地域で今も地元住民らが厚く信仰する仏像約30体を被災県へ運び、被災者らに無料で鑑賞してもらう展覧会の検討をはじめた。
長浜城歴史博物館を皮切りに、震災・原発事故被害を受けた福島県内へ巡回。福島会場は震災から丸2年にあたる2013年3月11日に開幕し、その後、東京都内の会場で開催するという。
同市は「多くの市民に支えてもらい、被災した方々の『心の復興』に役立つ展覧会を実現させたい」としている。
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