会場風景より 大田黒衣美の作品
文化庁が若手芸術家を支援するために実施している「新進芸術家海外研修制度(旧・芸術家在外研修)」の成果を発表する「DOMANI・明日展」が、国立新美術館で始まる。
文化庁は、将来の日本の芸術界を支える人材の育成のため、若手芸術家が海外の関係機関等で行う研修を支援する制度を1967年度から実施。1998年からは研修の成果発表の機会として「DOMANI・明日展」が開催されている。
23回目となる今回のサブタイトルは「スペースが生まれる」。過去10年間に各国で研修を経験した新進作家から、大田黒衣美、利部志穂、笹川治子、髙木大地、新里明士、春木麻衣子、山本篤を紹介。さらに、以前に研修を経て最前線で活躍する竹村京・鬼頭健吾、袴田京太朗も参加し、それぞれの作品世界を発表する。
「DOMANI・明日展 2021」は2021年1月30日(土)~3月7日(日)、国立新美術館 企画展示室2Eで開催。観覧料は一般 1,000円など。