
東京都現代美術館「生誕100年 特撮美術監督 井上泰幸展」会場
2022年に生誕100年を迎える特撮美術監督、井上泰幸(1922-2012)を大規模に紹介する展覧会が東京ではじまる。
井上は福岡県古賀市生まれ。特撮のパイオニアである円谷英二(1901-1970)のもと、1945年の「ゴジラ」で特撮美術スタッフとしてキャリアを本格的にスタートし、以後もデザイナー/特撮美術監督として活躍した。
展覧会では井上が遺したスケッチ、デザイン画、絵コンテをはじめ、記録写真や資料、撮影で使用したミニチュアやプロップなどを展示。
当時の特撮現場を体感できるように、井上の愛弟子だった特撮研究所の三池敏夫が「空の大怪獣ラドン」(1956)で知られる西鉄福岡駅周辺のミニチュアセットを、アトリウム空間に再現した。
「生誕100年 特撮美術監督 井上泰幸展」は東京都現代美術館 企画展示室 地下2Fで2022年3月19日(土)~6月19日(日)に開催。入館料は一般 1,700円など。

東京都現代美術館「生誕100年 特撮美術監督 井上泰幸展」会場

東京都現代美術館「生誕100年 特撮美術監督 井上泰幸展」会場

東京都現代美術館「生誕100年 特撮美術監督 井上泰幸展」会場