
国立映画アーカイブ「脚本家 黒澤明」会場風景
映画監督・黒澤明(1910-1998)の脚本に焦点を当てた展覧会が、東京ではじまる。
『七人の侍』や『羅生門』など、生涯で30本の傑作映画を生み出した黒澤は、若い頃から、ドストエフスキーやシェイクスピア、山本周五郎ら世界の文豪たちから影響を受けながら、多くのシナリオを執筆してきた。
会場では、『七人の侍』をはじめとする名作脚本の生成・変更の過程を分析。
これまで国内での現存が未確認だった『トラ・トラ・トラ!』の黒澤版準備稿(1967年)をはじめ、映像化されなかった脚本から黒澤の創作の秘密を解き明かす。
また、テレビドラマ『ガラスの靴』の脚本決定稿(1971年)も初公開される。
「脚本家 黒澤明」は国立映画アーカイブで、2022年8月2日(土)~11月27日(日)に開催。観覧料は一般 250円など。

国立映画アーカイブ「脚本家 黒澤明」会場風景

国立映画アーカイブ「脚本家 黒澤明」会場風景

国立映画アーカイブ「脚本家 黒澤明」会場風景