東京ステーションギャラリー「佐伯祐三 自画像としての風景」会場
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大正~昭和初期に活躍した洋画家、佐伯祐三(1898-1928)を紹介する展覧会が、東京ではじまる。
大阪で生まれ育った佐伯は、東京美術学校を卒業後にパリへ留学。
ユトリロやゴッホらからも影響を受け、大きく画風を変えながら作品を制作。1年半の一時帰国を経て再渡欧するが、結核により30歳の若さで死去した。
展覧会は、佐伯が描いた「東京」「大阪」「パリ」の3つの街に注目し、画家が自らの表現を獲得する過程に迫る大規模展。
大阪中之島美術館が所蔵する国内最大の佐伯祐三コレクションを核に、代表作100余点を一堂に展示。風景画だけでなく人物画や静物画も含め、佐伯芸術の造形性について再考する。
「佐伯祐三 自画像としての風景」は、東京ステーションギャラリーで2023年1月21日(土)〜4月2日(日)に開催。料金は一般 1,400円など。
東京で開催される大規模な佐伯祐三展は、2005年の「佐伯祐三−芸術家への道−」展(練馬区立美術館)以来、18年ぶりとなる。
東京での開催後、大阪中之島美術館に巡回する。
東京ステーションギャラリー「佐伯祐三 自画像としての風景」会場
東京ステーションギャラリー「佐伯祐三 自画像としての風景」会場
東京ステーションギャラリー「佐伯祐三 自画像としての風景」会場