
根津美術館「救いのみほとけ」会場
日本における地蔵信仰の歴史とその広がりに焦点をあてた展覧会が、東京ではじまる。
地蔵菩薩は、日本では平安時代に入ってから本格的に信仰されるようになり、平安時代後期に衆生を救済するほとけとしての信仰が確立。
以降は地域や時代を超えて崇められ、数多くの仏画や仏像が作られた。
現在でも親しみを込めて“お地蔵さま”とよばれるなど、人々の身近なほとけであるといえる。
展覧会では地蔵菩薩を表現した仏画や仏像を中心に紹介。地蔵菩薩にかかわる美術の多彩な世界に迫る。

根津美術館「救いのみほとけ」会場

根津美術館「救いのみほとけ」会場

根津美術館「救いのみほとけ」会場