ニュース
    根津美術館で朝鮮陶磁と奥高麗茶碗を紹介する2つの展覧会
    (掲載日時:2024年2月9日)

    根津美術館
    根津美術館 企画展「魅惑の朝鮮陶磁」特別企画「謎解き奥高麗茶碗」会場

    日本人が愛好してきた朝鮮陶磁の魅力と、奥高麗茶碗の成立を謎解いていく展覧会が、東京ではじまる。

    深い灰青色が優美な12世紀の高麗青磁や、16〜17世紀の茶人たちの人気を集めた高麗茶碗、15~18世紀の粉青と白磁など、朝鮮陶磁は古くから日本人を魅了し、日本の陶磁器にも強い影響を与えてきた。

    一方、朝鮮陶磁の高麗茶碗を写した奥高麗茶碗は、九州肥前地方、現在の佐賀県唐津市周辺で焼かれたもの。戦後の古唐津ブームの中で世界でも高く評価されてきたが、その名前や窯の場所、何が「奥高麗」なのかなどの謎が残されている。

    会場では、展示室1で朝鮮陶磁を紹介し、朝鮮陶磁の歴史を概観しながらその魅力を検証。

    展示室2では「奥高麗」の手本となった高麗茶碗を展示し、「唐津焼の茶の湯の茶碗」として奥高麗茶碗の成立を解き明かしていく。

    企画展「魅惑の朝鮮陶磁」/ 特別企画「謎解き奥高麗茶碗」は、根津美術館で2024年2月10日(土)~3月26日(火)まで開催中。観覧料は 一般 1,300円など


    根津美術館
    根津美術館 企画展「魅惑の朝鮮陶磁」/ 特別企画「謎解き奥高麗茶碗」会場

    根津美術館
    根津美術館 企画展「魅惑の朝鮮陶磁」/ 特別企画「謎解き奥高麗茶碗」会場

    根津美術館
    根津美術館 企画展「魅惑の朝鮮陶磁」/ 特別企画「謎解き奥高麗茶碗」会場

    このニュースに関連するミュージアム
    139
    おすすめレポート
    学芸員募集
    肥後の里山ギャラリーの企画・運営担当者(学芸員) [肥後銀行本店 肥後の里山ギャラリー]
    熊本県
    【文化施設】荻窪三庭園・東山旧岸邸スタッフ募集! [荻窪三庭園 または 東山旧岸邸]
    東京都
    【公益財団法人 ポーラ伝統文化振興財団】学芸員募集! [ポーラ伝統文化振興財団(品川区西五反田)141-0031 東京都品川区西五反田2-2-10 ポーラ五反田第二ビル]
    東京都
    足立区立郷土博物館 事務補助員の募集(会計年度任用職員) [足立区立郷土博物館]
    東京都
    アサヒグループ大山崎山荘美術館 学芸員募集 [アサヒグループ大山崎山荘美術館]
    京都府
    展覧会ランキング
    1
    東京都美術館 | 東京都
    ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢
    開催中[あと96日]
    2025年9月12日(金)〜12月21日(日)
    2
    東京国立博物館 | 東京都
    特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」
    開催中[あと75日]
    2025年9月9日(火)〜11月30日(日)
    3
    国立科学博物館 | 東京都
    特別展「氷河期展 〜人類が見た4万年前の世界〜」
    開催中[あと27日]
    2025年7月12日(土)〜10月13日(月)
    4
    東京国立近代美術館 | 東京都
    ミュージアムで謎解きを ミュージアムラリー2025
    もうすぐ終了[あと12日]
    2025年8月6日(水)〜9月28日(日)
    5
    国立西洋美術館 | 東京都
    オルセー美術館所蔵 印象派ー室内をめぐる物語
    開催まであと39日
    2025年10月25日(土)〜2026年2月15日(日)