近代の日本洋画に本格的な写実表現を移植した鹿子木孟郎(かのこぎ・たけしろう 1874~1941)の生誕150年を記念する特別展。初期の天彩学舎や不同舎で学んだ素描などから、渡仏しフランス古典派の巨匠ジャン=ポ-ル・ロ-ランスに学んだ作品、帰国後の関西美術院や下鴨家塾での活動などを作品により網羅し、生涯の画業を紹介しつつその功績を再考します。一方で鹿子木は、支援を受けた住友家15代当主・住友春翠に、師ロ-ランスの代表作のほか自作や模写、その他西洋名画を仲介しおさめました。本展はフランス古典派写実表現の系譜とその行方を、鹿子木とローランスの作品を中心に紹介します。
(公式サイトより)
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