
2014年10月7日(火)、東京・中央区のブリヂストン美術館で「ウィレム・デ・クーニング展」のプレス向け内覧会が開催された。
ウィレム・デ・クーニング(1904-1997)はオランダ出身で、おもに米国で活躍。ジャクソン・ポロックと並ぶ抽象表現主義の巨匠で、1989年には第1回高松宮殿下記念世界文化賞も受賞している。
本展ではジョン・アンド・キミコ・パワーズ・コレクションの1960年代の女性像を中心に紹介する企画。名声が高まった50年代の貴重な作品2点を含め、日本国内の美術館が所蔵する作品を加えた油彩・水彩・素描・彫刻、約35点が並ぶ。国内の美術館が所蔵するデ・クーニング作品は8割以上が揃った。
デ・クーニングの大規模展は1975年にフジテレビギャラリーで開催された事はあるものの、日本で美術館レベルで行われるのが今回が初めて。なお、デ・クーニング自身は1970年に来日した際、ブリヂストン美術館を訪問した事がある。
「ウィレム・デ・クーニング展」はブリヂストン美術館で、2014年10月8日(水)~2015年1月12日(月)に開催。入館料は一般当日 800円、シニア(65歳以上)600円、大学・高校生 500円、中学生以下は無料。
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