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土産物を美術の視点で紹介 ― 東京ステーションギャラリーで「もうひとつの江戸絵画 大津絵」
(掲載日時:2020年9月18日)


東京ステーションギャラリー「もうひとつの江戸絵画 大津絵」会場


江戸時代初期から東海道の宿場大津周辺で売られていた民俗絵画で、土産物として知られる大津絵を、美術として紹介する展覧会が始まる。

大津絵は、大津周辺で量産された絵画。仏画、鬼、藤娘、鳥獣などが描かれた手軽な土産物で、歌舞伎や歌などにも登場するなど知名度は高いものの、安価な実用品として扱われたためか、現在残されている数は多くない。

大津絵の展覧会は博物館や資料館で開催されることが多く、美術館で開かれたことはほとんどなかったが、今回は江戸絵画としての大津絵の魅力に注目。

文化勲章を受章した洋画家・小絲源太郎が秘蔵し、現在は笠間日動美術館が収蔵するコレクションや、民藝運動の父・柳宗悦が創設した日本民藝館が所蔵する作品などを展示。文人画家の富岡鉄斎、洋画家の浅井忠など、近代日本の文化人が旧蔵したことが明らかな大津絵もあわせ、約150点の名品を紹介する。

「もうひとつの江戸絵画 大津絵」は東京ステーションギャラリーで、2020年9月19日(土)~11月8日(日)に開催。入館料は一般 1,200円など。来館前に日時指定のローソンチケットの購入が必要。



《猫と鼠》『古筆大津絵』より 笠間日動美術館蔵


《鬼の行水》 日本民藝館蔵


《鬼の念仏》 笠間日動美術館蔵


《傘さす女》 笠間日動美術館蔵

関連サイト:東京ステーションギャラリー 公式サイト

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