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    レポート
    フランスの風景 樹をめぐる物語 -コローからモネ、ピサロ、マティスまで-
    SOMPO美術館 | 東京都
    ロマン派からフォーヴまで、多彩な樹の表現
    人々の身近にある樹木は、古来から絵画のモチーフとしてくり返し描かれてきました。樹木をモチーフにしたフランス近代絵画を紹介する企画、本展ではロマン派からフォーヴまで約110点が並びます。
    リュドヴィク・ピエット《フォッセの祭り、ポントワーズ》1877年 カミーユ・ピサロ美術館 / フレデリック・コルデ《柴の束》1895年頃 個人蔵
    ナルシス・ディアズ・ド・ラ・ペーニャ《フォンテーヌブローの樫の木「怒れる者」》1862年 山梨県立美術館 / テオドール・ルソー《樫の木のある風景》制作年不詳 山梨県立美術館
    アレクサンドル・ルネ・ヴェロン《ロワン川のヌムール橋》制作年不詳 個人蔵 / ジュール・バスティアン=ルパージュ《ダンヴィエの村》制作年不詳 フォン・デア・ハイト美術館
    エミール・イーゼンバール《アルシエの泉》1905年頃 個人蔵 / アドルフ・フェリックス・カルス《オンフルールの果樹園》1878年 個人蔵 / ギュスターヴ・ドレ《嵐の後、スコットランドの急流》1875年‐1878年 個人蔵
    シャルル・アングラン《ル・クロ、ノルマンディー》1907年-1908年頃 個人蔵 / ルイ・アイエ《下草、夕暮れ》1889年-1892年頃 個人蔵
    ポール・セリュジエ《森の中の焚火》1889年‐1890年頃 岐阜県美術館 / ポール・セリュジエ《急流の側の幻影、または妖精たちのランデヴー》1897年 岐阜県美術館
    エミール・ノルデ《ブーヘンヴァルトの春 Ⅱ》1915年 フォン・デア・ハイト美術館 / クリスチャン・ロールフス《春の樹》1917年 フォン・デア・ハイト美術館
    第3章「ポスト印象主義と20世紀前衛芸術への試み」
    シャルル・ラコスト《ベアルンの風景、大木》制作年不詳 個人蔵 / ロベール・アントワーヌ・パンション《道、雪の効果》1905年 個人蔵
    展覧会は年代別の3章構成。第1章は「戸外制作の画家たち」です。

    絵画の主題が宗教・神話から現実世界に移るにつれ、目の前の自然を忠実に描く事が重要視されていきます。

    1830年代~70年代、都会の喧騒から離れてフランスのバルビゾン村に集まった画家たちがバルビゾン派。この章にはコローやルソーなどの作品が紹介されています。


    第1章「戸外制作の画家たち」

    西洋絵画史に残る大きなムーブメント、印象派。日常の風景をとらえる事を目指した彼らは、樹木を描いた作品を数多く残しています。

    カミーユ・ピサロは印象派の中心人物ですが、実は息子たちも画家。この章には長男のリュシアン、三男のフェリックス、四男のリュドヴィック=ロドと、父も入れると「4人のピサロ」が出展中です。

    興味深いのが、ゴッホの《医師ガシェの肖像》で知られるポール・ガシェの作品。ガシェは日曜画家でもあり、版画が得意。展示されているエッチングも、なかなか達者です。


    第2章「印象派の画家たちと同時代の風景画」

    印象派の流れは、スーラが提唱した色彩分割によってさらに改革が進み、後にさまざまな20世紀芸術に発展していきます。

    「黒の画家」といわれるオディロン・ルドンによる着彩の風景画、ドニやボナールとナビ派を結成したポール・セリュジェによる構成的な木々、フェリックス・ヴァロットンによる妖しげな樹木など、多彩な表現が目をひきます。


    第3章「ポスト印象主義と20世紀前衛芸術への試み」

    展覧会は全国巡回で、東京展からスタート。この後に札幌、岐阜、山梨と巡回します。スケジュールはこちらをご覧ください

    [ 取材・撮影・文:古川幹夫 / 2016年4月15日 ]


    料金一般当日:1,200円
     → チケットのお求めはお出かけ前にicon


    ■フランスの風景 樹をめぐる物語 に関するツイート


     
    会場
    会期
    2016年4月16日(土)~6月26日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00
    ※入館は閉館の30分前まで
    休館日
    月曜日休館
    住所
    東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42F
    電話 03-5777-8600(ハローダイヤル)
    公式サイト http://www.sjnk-museum.org/program/3729.html
    料金
    一般:1200円(1000円)
    大・高校生:800円(650円)  ※学生証をご提示ください
    シルバー<65歳以上>:1000円 ※年齢のわかる物をご提示ください
    中学生以下:無料        ※生徒手帳をご提示ください
    障害者:無料
    ※障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者手帳)のご提示によりご本人とその介護者(1名まで)は無料。ただし、被爆者健康手帳をお持ちの方は、ご本人のみ無料。
    ※( )内は20名以上の団体料金 および前売り料金
    展覧会詳細 フランスの風景 樹をめぐる物語 -コローからモネ、ピサロ、マティスまで- 詳細情報

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