コロナ禍以前は、夏の終わりから晩秋に六甲山上で開催されてきた現代アートの芸術祭を毎年楽しみにしていた。装いも新たに始まったアートイベントに早速出かけてきました。今年からテーマも設定し、会場とするエリアもトレイルエリアを整備して、六甲らしく六甲を縦走する気分も味わえました。(トレイルエリアを歩く方はしっかりした靴でお出かけを!)地図を片手に、現代アートを巡る、次はどんな作品に出合えるのか、どんな場に作品はあり、その風景とのどのような関係にあるのか。色々と思いめぐらしながら、時にはメンテナンスしている作家さんから直接お話を伺ったりと、楽しい一日を過ごしました。9月23日からは夜の芸術散歩も始まる。アートに興味がある方は勿論、そうでない人も現代アートへのきっかけともなりそうな楽しいアートイベントです。下界と比すれば吹く風は涼やかでさわやかでしたが、まだまだ暑かった。作品を包む環境と共に変化していく作品たちで、下界より一足早い紅葉の季節に再訪したい。