江戸東京博物館は、江戸東京の歴史と文化をふりかえり、未来の都市と生活を考える場として、平成5年(1993)3月28日に開館しました。これまで国内はもとより、海外からも多くの方々に足を運んでいただきました。
開館から約30年経過した現在、江戸博は大規模改修工事のため、2026年春(予定)まで休館しています。そのため、昨年度に引き続き、ご覧いただけない常設展示室の一部を上野の東京都美術館(東京都美術館の第4公募展示室のロビー階と1階のフロア)で展示することとなりました。
おなじみの「千両箱」や「人力車」などの体験模型を中心に、その関連資料を展示します。また2階の第4公募展示室では、特集展示として開催場所である上野の歴史や移り変わる風景について、錦絵や絵葉書からご紹介します。多彩な江戸博コレクションをご覧いただき、当館の魅力や江戸東京の歴史と文化を体感していただけますと幸いです。