[足立美術館] 横山大観と近代日本画の名品展

　足立美術館は、島根県安来市出身の実業家、足立全康が長年にわたって収集してきた美術品をもとに、昭和45年（1970）11月に開館しました。広大な日本庭園と優れた近代日本画を有する美術館として広く知られています。とりわけ横山大観（1868-1958）の初期から晩年に至るまでの代表作を収蔵し、質・量ともに日本一のコレクションとして高く評価されています。 　本展は、大観の「神州第一峰」、海・山十題のうち「曙色」「霊峰四趣・夏」「海潮四題・冬」などの傑作19点をはじめ、竹内栖鳳、川合玉堂、菱田春草、上村松園、橋本関雪、小林古径、安田靫彦、伊東深水ら近代日本画の巨匠たちの名品を含めた53点を紹介します。近代日本画壇に大きな足跡を残した巨匠たちの名品の数々を、この機会に心ゆくまでご堪能ください。