大本山妙心寺開山650年遠諱禅の心-慶讃寺宝展其ノ三-

　大きな節目である妙心寺開山・無相大師(関山慧玄)の650年諱を2年後にひかえ、臼杵の禅寺が属する妙心寺派九州東教区寺院の寺宝を一堂に会する【禅の心】を毎年開催しています。今回は第三弾として佐伯藩主の菩提寺であった養賢寺や古月禅材が修行した宮崎県・佐土原の松巌寺、持住した大光寺など佐伯地区13ヶ寺、宮崎地区4ヶ寺の計17ヶ寺の寺宝約70点を2回に分けて展示します。【その3】は、名僧や狩野派の絵師による達磨図、臨済禅師頂相、無相大師頂相、観音菩薩図。白隠・古月や幕末に活躍した鼎州文隆、山岡鉄舟などの墨蹟。奈良時代の誕生佛や江戸時代の伝法衣など約40点を展示。有名、無名の禅僧により連綿と引き継がれてきた禅の心を今に伝える寺宝の数々が臼杵に集う画期的な展覧会です。どうぞご期待下さい。