不思議の島 「マダガスカルの生きものたち」 イベント

マダガスカルは1億6,000万年前にアフリカ大陸と分かれたため、動植物のほとんどが固有種です。普段私たちが目にするカメレオンは、アフリカ産のものが多く、全体の7割をマダガスカルの固有種がしめているのにも関わらず、なかなかお目に掛かれません。そんな普段お目に掛かれないカメレオンの中で今回の目玉は、成長すると全長70cmにもなる世界最大種のカメレオン“ウスタレカメレオン”。また恐竜のような（？）鎧を身に着けた“ロゼッタカメレオン”は、大きくなっても体長が10cmほどで、体に付着した朝露がこの突起を伝って口まで届くようになっていると言われ、生物学的にも大変興味深いカメレオンです。そして、極めつけは日本初公開となる“マダガスカルミツメトカゲ”。このトカゲの頭頂部には、頭頂眼と呼ばれる第3の目があり、この目は実際に光を感じることができます。その他にも、枯葉そっくりのヤモリ、色鮮やかなヘビやカエルなど珍しい生物たちを一挙に展示公開いたします。