モダン・アート,アメリカン  —珠玉のフィリップス・コレクション—

    国立新美術館 | 東京都

    20世紀に入りヨーロッパの前衛美術に触れたアメリカは、第二次世界大戦後、抽象表現主義の登場によって国際的なモダン・アートの潮流に大きな影響を与えるに至ります。その一方で、ありのままの対象をとらえたリアリズムの伝統は、アメリカ絵画の源流として、その黎明期より脈々と受け継がれてきました。そして、いかなる場合においても、果てしなく続く大自然の風景と、ニューヨークの摩天楼に代表される近代都市の景観は、そのいずれもがアメリカを象徴するものとして、多くの作家に創作のインスピレーションを与え続けてきました。 本展では、アメリカ美術の優れた収蔵品で知られるフィリップス・コレクション※から110点の作品を集め、19世紀後半から、オキーフ、ホッパーらアメリカン・モダニズムの時代を経て、ポロック、ロスコに代表される戦後のアメリカ絵画隆盛期にいたるアメリカ美術の軌跡をたどります。選りすぐられた作品の数々は、固有の風土と歴史の中で独自の表現を追求しつつ培われてきたアメリカ美術の多彩な魅力を伝えてくれることでしょう。 ※フィリップス・コレクション(ワシントンD.C.) 鉄鋼業で財を成したフィリップス家の次男ダンカン(1886~1966)とその妻マージョリー(1894~1985)の個人コレクションをもとに設立された、アメリカで最初の近代美術館です。マネやルノワールら印象派をはじめとする西欧絵画の大規模なコレクションを誇る一方、アメリカ人画家の作品を積極的に購入し、同時代の若い芸術家を支援した功績は広く知られています。
    会期
    2011年9月28日(水)〜12月12日(月)
    会期終了
    開館時間
    <企画展>
    10:00~18:00
    ※当面の間、夜間開館は行いません。
    ※入場は閉館の30分前まで
    <公募展>
    10:00~18:00
    ※美術団体によって、異なる場合があります。
    ※入場は閉館の30分前まで
    公式サイト http://american201.jp
    会場
    国立新美術館
    住所
    〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
    モダン・アート,アメリカン  —珠玉のフィリップス・コレクション—のレポート
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    アメリカ美術の多彩な魅力を一望
    1921年にアメリカ初の近代美術館として開館した、フィリップス・コレクション。イタリア、スペインに国際巡回して好評を博した展覧会が、東京にやってきました。
    会場
    会期
    2011年9月28日(水)~12月12日(月)
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