平清盛の時代と瀬戸内海

広島県は、平清盛（1118－1181年）が信仰した厳島神社のほか、平家一門が所有した荘園、平清盛による音頭の瀬戸の開削伝承など平家に関する土地や文化財、伝承地が多く残り、平家との関係が深い場所であります。 平清盛と平家一門の栄枯盛衰は、「平家物語」などの文学作品によって広く親しまれています。近年の研究によれば、平清盛は鎌倉幕府に先行する軍事制度や瀬戸内交通網の整備、日宋貿易に振興など、その後の経済・文化に大きな影響を及ぼす諸施策により、中世の骨組みを作ったとされています。 歴史資料に加え、大河ドラマ「平清盛」の衣装・パネルも合わせて展示する予定です。 (はつかいち美術ギャラリーWEBサイトより）