MIHO MUSEUMコレクションの形成 -日本絵画を中心に-

    延期となっていた特別展を、事前予約制にて9月1日より開催

    MIHO MUSEUM (ミホミュージアム) | 滋賀県

    MIHO MUSEUMは、1997年11月の開館以来、古代エジプトから西アジア、ギリシア・ローマ、南アジア、中国など、世界の古代美術に加え、わが国の古代から江戸時代にわたる工芸、彫刻、絵画など幅広い分野のコレクションを公開してきました。 コレクション全体を展望してみると、形成される過程にはいくつかの画期がありました。本展覧会では、コレクションの形成過程を、茶道具を中心とした「黎明期」、MIHO MUSEUM開館に向けて大型の美術品が加わった「発展期」、そしてMIHO MUSEUM開館以後、美術館らしい大作が加わった「充実期」に分けてご覧いただきます。 1960~70年代の「黎明期」に、お茶を基軸として、茶道具や茶室を彩る絵画からコレクションは始まりました。1980年からMIHO MUSEUMグランドオープンの1997年までの「発展期」には、等身大の仏像や大甕、屏風などの大型美術品もコレクションに加わりました。宋・元時代の中国絵画や、その技法を取り入れた桃山時代から江戸初期の絵画、王朝文化を継承する源氏物語、伊勢物語を題材にした絵画も集まります。1997年開館後の「充実期」は、展示活動に伴って収集のペースはゆっくりとしたものになりましたが、伊藤若冲や与謝蕪村、曽我蕭白らの大作との出会いがあり、コレクションの幅が大きく広がっていきました。 本展覧会では、MIHO MUSEUMコレクションのなかでも人気の高い、伊藤若冲「象と鯨図屏風」、与謝蕪村「山水図屏風」などに加えて、長谷川派の「源氏物語図」、本阿弥光悦の色紙など、初公開となる作品が数多く展示されます。 半世紀をこえるMIHOコレクションの形成過程をふり返るとともに、30件を超える初公開作品を含めた、桃山から江戸時代の絵画をお楽しみください。
    会期
    2020年9月1日(火)〜12月13日(日)
    会期終了
    開館時間
    午前10時~午後4時 【入館は午後3時まで】
    ※閉館時間が1時間早くなります。
    料金
    一般 1,300円 / 高・大生 1,000円 / 中学生以下無料
    ※来館されるすべてのお客様は、事前予約が必要となります。
    ※オンラインによる事前予約に統一するため、本展覧会の期間は各種提携割引の適用ができません。
    休館日 月曜日、9/23、11/24 ※9/21、11/23は開館
    公式サイト http://miho.jp/
    会場
    MIHO MUSEUM (ミホミュージアム)
    住所
    〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
    0748-82-3411
    おすすめレポート
    学芸員募集
    あべのハルカス美術館 学芸員募集 [あべのハルカス美術館]
    大阪府
    北海道標津町文化財担当職員募集 [標津町ポー川史跡自然公園]
    北海道
    令和7年度会計年度任用職員(資料館学芸員)を募集中! [すみだ郷土文化資料館]
    東京都
    京都国立近代美術館 特定研究員(情報資料)公募 [京都国立近代美術館]
    京都府
    人と防災未来センター 震災資料専門員(会計年度雇用職員)の募集 [人と防災未来センター 資料室]
    兵庫県
    展覧会ランキング
    1
    国立西洋美術館 | 東京都
    スウェーデン国立美術館 素描コレクション展―ルネサンスからバロックまで
    開催中[あと83日]
    2025年7月1日(火)〜9月28日(日)
    2
    東京国立博物館 | 東京都
    イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~
    開催中[あと27日]
    2025年3月25日(火)〜8月3日(日)
    3
    国立科学博物館 | 東京都
    特別展「氷河期展 〜人類が見た4万年前の世界〜」
    開催まであと5日
    2025年7月12日(土)〜10月13日(月)
    4
    三菱一号館美術館 | 東京都
    ルノワール×セザンヌ ―モダンを拓いた2人の巨匠
    開催中[あと62日]
    2025年5月29日(木)〜9月7日(日)
    5
    TOKYO NODE | 東京都
    デザインあ展 neo
    開催中[あと78日]
    2025年4月18日(金)〜9月23日(火)