久門 剛史 − らせんの練習

    豊田市美術館 | 愛知県

    新進作家、久門剛史(ひさかど・つよし/1981年京都府生まれ)による国内初の大規模な個展を開催します。 久門は、身の回りの現象や特定の場所がもつ記憶、歴史的事象を採取し、それらを音や光、立体などの断片をもちいて観る者の身体感覚を静かに、強く揺さぶる空間を創り出します。私たちの知覚を研ぎ澄ますように促し、モノに潜在する「永遠性」と「唯一性」についてメタフォリカルに問いかける作品は、国内外で高く評価されています。 本展で久門は、豊田市美術館の4つの展示室からなる延べ約1,000㎡の個性的な空間を使い、それぞれの場に呼応する新作インスタレーションを展開します。展覧会タイトルは「らせんの練習」。真上から見て円であると認識していたものが、視点を変えて彫刻的に見たとき、はじめて螺旋だと気づく。そうした観る人それぞれの時間と空間の発見や新しい知覚の拡張につながる体験を、まさに螺旋の構造をなぞるように展示室が配置されている豊田市美術館の建築空間の中で実感できる、豊かな展観を目指します。社会が混沌としている状況の中でも、物事を美しいと思える態度を揺るぎなく示し続けてきた久門剛史の芸術世界を、是非ご覧ください。 ※コロナウイルス感染拡大防止のため、会期変更となりました。詳しくは公式サイトにてご確認ください。
    会期
    2020年3月20日(金)〜9月22日(火)
    会期終了
    開館時間
    10:00~17:30(入館17:00まで)
    料金
    一般 1,000円(800円) / 高校・大学生 800円(600円) / 中学生以下無料

    ( )内は前売り及び20名以上の団体料
    休館日 月曜日、ただし5月4日[月・祝]は開館
    公式サイト https://www.museum.toyota.aichi.jp/
    会場
    豊田市美術館
    住所
    〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町8-5-1
    0565-34-6610
    久門 剛史 − らせんの練習のレポート
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    豊田市美術館で開催中の展覧会「久門剛史 らせんの練習」に行ってきました。久門剛史(ひさかどつよし)さんは1981年生まれの現代美術家。あいちトリエンナーレ2016などに出展して活躍していますが、国内で大規模な個展を開くのは、これがはじめてです。最初の展示室には、壁面に金属製の機械がたくさん付いています。機械はコピーの給紙トレイのような仕組みで、しばらく見ていると、それぞれの機械から、白い紙がヒラヒラと床へ。床は一面、落ちてきた紙で覆われています。
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