「世界最古の博物館」として知られるローマのカピトリーナ絵画館で、17世紀バロック絵画を代表する画家ペーテル・パウル・ルーベンスの傑作「ロムルスとレムスの発見」が公開されたまま修復されている。
修復は通常の展示室で行われ、入館者は作業を間近で見学可能。入館者が作業を妨げないように作品の前に設けた木柵の中で作業にあたる修復師、ニコラ・サリーニさんは「近くから絵を見ると、ルーベンスの筆さばきが極めて速かったことが分かる」と語っている。
修復は2013年1月初めに終わり、3月9日に東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開幕する「ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア」展で公開される。
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