2020年2月3日(月)、東京・墨田区のすみだ北斎美術館で「北斎師弟対決!」のプレス向け内覧会が開催された。
葛飾北斎と、北斎の弟子が同じテーマで描いた作品を展示し、両者を比較する企画展。
北斎は門弟が多く、孫弟子も含めて200人にも及ぶ弟子がいたことはあまり知られていない。
展覧会では北斎と弟子、それぞれの画風の特徴や影響関係に着目。
展覧会はモティーフ別で「人物」「風景」「動物」「エトセトラ」の4章構成で、元・魚屋だった魚屋北渓、師の画風を忠実に踏襲した葛飾為斎、北斎の三女で美人画の名手だった葛飾応為などの作品を展示。
北斎の魅力にとどまらず、巨大な師匠を前に自らの画道を模索する弟子たちの姿、これまで師匠の名の陰に隠れていた弟子の作品の魅力も紹介する。
「北斎師弟対決!」はすみだ北斎美術館で、2020年2月4日(火)~4月5日(日)に開催。観覧料は一般 1,000円、大学生・高校生 700円、65歳以上 700円、中学生 240円。
葛飾北斎 『椿説弓張月』続編 巻三 石櫃を破て曚雲出現す すみだ北斎美術館蔵
二代葛飾戴斗 『画本西遊全伝』四編 五 青竜山の妖怪 三蔵を摂去 すみだ北斎美術館蔵
卍楼北鵞 「椿説弓張月巻中略図 山雄(狼ノ名也)主のために蟒蛇を噛て山中に躯を止む」 すみだ北斎美術館蔵
発信:
インターネットミュージアム>
すみだ北斎美術館 施設詳細ページ>
「北斎師弟対決!」情報ページ>
すみだ北斎美術館 公式ページ