国宝旧開智学校（松本市立博物館分館）

旧開智学校は、明治6年（1873）筑摩県学を改め学制による小学校として開校した。明治9年に新築された校舎は、昭和38年まで約90年間使用された。当時の筑摩県権令永山盛輝らにより計画され、松本の大工棟梁立石清重が設計施工した。後者は和洋混合の擬洋風建築で、昭和36年建築文化史上貴重な物件として重要文化財に指定された。河川改修工事のため現在地に移築復元され、昭和40年から教育博物館として一般公開している。