Kanda & Oliveira「NISHIJI COLLECTION」展 (右)Ryan McGinley 《Taylor(Black&Blue)》 2012年
2022年2月23日、千葉県の西船橋に新たなアートギャラリー「Kanda & Oliveira」が誕生した。
ギャラリーは、西治コレクション創設者のディレクター・神田雄亮と、フランス人マネジャーのDe Oliveiraが設立。
設計は、香港のM+美術館設計でプロジェクト・マネージャーを務めた小室舞率いる建築事務所・KOMPASが手掛けている。
黒色の燻瓦が特徴的な外観に、高さや傾斜がそれぞれ異なる7つの鋸状の屋根。3階のメイン展示スペースは、最高約6メートルの高さがあり、自然光で鑑賞を楽しむことができる。
“多文化間の対話を促進する”というヴィジョンを掲げ、現代アートに主眼をおきながら、世界中のアーティストとアートラバーとの架け橋となることを目指す。
オープニング展は「NISHIJI COLLECTION」と題し、Kanda & Oliveira の運営会社である株式会社西治が収集した現代美術作品を展覧。
展示されているのは会田誠や森村泰昌、加藤泉、塩田千春ら18名のアーティストの作品。
2013年より企業コレクションとして美術品の収集を行ってきた西治コレクションは、本展で6年ぶりの公開となる。
「NISHIJI COLLECTION」は2022年2月23日(水・祝)~3月12日(土)に開催。営業時間は、水曜日から土曜日の13時~18時、 入館料は無料。
Kanda & Oliveira「NISHIJI COLLECTION」展 (左から)堀越達人 《Imagination(She's hearing mountain voice)》 2015年、田中武 《咲き乱れる情報》 2021年、中園孔二 《Untitled》 制作年不明
Kanda & Oliveira「NISHIJI COLLECTION」展 森洋史 《Invincible Girl》 2017年
Kanda & Oliveira「NISHIJI COLLECTION」展(左から)久松知子 《日本の美術を埋葬する》 2014年、加藤泉 《Untitled》 2018年
Kanda & Oliveira「NISHIJI COLLECTION」展 青木美歌 《Bergaberg》 2015年
Kanda & Oliveira「NISHIJI COLLECTION」展 塩田千春 《Skin》 2020年 、《State of Being(Dress)》 2019年
Kanda & Oliveira「NISHIJI COLLECTION」展 (左から)工藤麻紀子 《かれ山》 2017年、志賀理江子 《Bethany》 2005年
Kanda & Oliveira 外観