
「紙の対話(Dialogue on Paper): カタール・日本文化年の遺産」会場 (左から)ヨセフ・アハマド、西垣肇也樹
カタールと日本の外交関係樹立50周年を記念して、カタールと日本のアーティストによるコラボレーション作品を紹介する展覧会が東京で開催されている。
カタール側のアーティストは、カタールを代表するモダンアートの第一人者で、カタール国産ヤシを原料とするユニークなヤシの葉紙を生み出したヨセフ・アハマド。
日本側のアーティストは西垣肇也樹で、墨で記録を残すというプロセスを通じたコミュニケーションへの欲求を探求してきた。
展覧会に際して、西垣は日本の和紙の原料を持ち込んで、ヤシの葉を混合した新しい混合紙を媒体として制作。
日本とカタールが共有する歴史と、共通の芸術解釈を想起させる作品を制作し、28点が展示されている。
展覧会「紙の対話(Dialogue on Paper): カタール・日本文化年の遺産」は、東京・千代田区の「3331 Arts Chiyoda 1F メインギャラリーA」にて、2022年6月26日(日)まで開催。 観覧料は無料。

「紙の対話(Dialogue on Paper): カタール・日本文化年の遺産」会場から

「紙の対話(Dialogue on Paper): カタール・日本文化年の遺産」会場から