ニュース
    伝統と革新を掲げて ― 第118回 日展、東京で開幕
    (掲載日時:2025年10月30日)

    [PR]

    国立新美術館「第118回 日展」会場より 洋画
    国立新美術館「第118回 日展」会場より 洋画

    日本最大級の総合公募展「第118回 日本美術展覧会(日展)」が、東京・六本木の国立新美術館で開催される。

    日展は1907年に文部省美術展覧会(文展)として始まり、その後、帝展、新文展と名称を変えながら継続してきた歴史を持つ。戦後に「日展」と改称され、今日まで100年以上にわたり、美術家の登竜門として数多くの作家を世に送り出してきた。

    日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門を擁し、公募と会員作品によって構成される総合展は、美術界における最大規模の発表の場として位置づけられている。

    今回の第118回展では、全国から応募された新作と日展会員らの作品を合わせて約3,000点を展示。「伝統、今、未来」をテーマに、古典を踏まえた表現から革新的な試みまで、多様な作品が会場を彩る。

    受賞作や審査員推薦作のほか、鑑賞者が直接触れることのできる彫刻作品の展示など、体験的なプログラムも取り入れられている。

    「第118回 日本美術展覧会」は、国立新美術館で、2025年10月31日(金)~11月23日(日・祝)に開催。観覧料は一般 1,400円など。東京での開催後、京都、名古屋、大阪、安曇野、金沢へ巡回する。


    国立新美術館「第118回 日展」会場より 日本画
    国立新美術館「第118回 日展」会場より 日本画

    国立新美術館「第118回 日展」会場より 工芸美術
    国立新美術館「第118回 日展」会場より 工芸美術

    国立新美術館「第118回 日展」会場より 彫刻
    国立新美術館「第118回 日展」会場より 彫刻

    国立新美術館「第118回 日展」会場より 書
    国立新美術館「第118回 日展」会場より 書


    このニュースに関連する展覧会
    2
    国立新美術館 | 東京都
    2025年10月31日(金)〜11月23日(日)
    開催中[あと23日]
    おすすめレポート
    学芸員募集
    地域おこし協力隊(文化財調査・活用促進員)募集します! [小坂町郷土館博物館]
    秋田県
    ポーラ美術館 学芸員及びエデュケーター募集 [ポーラ美術館]
    神奈川県
    肥後の里山ギャラリーの企画・運営担当者(学芸員) [肥後銀行本店 肥後の里山ギャラリー]
    熊本県
    立命館大学アート・リサーチセンター 社会人スタッフ募集 [京都・海外(米国)]
    京都府
    令和8年度採用 北斎館学芸員を募集します。 [北斎館]
    長野県
    展覧会ランキング
    1
    東京都美術館 | 東京都
    ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢
    開催中[あと51日]
    2025年9月12日(金)〜12月21日(日)
    2
    上野の森美術館 | 東京都
    「正倉院 THE SHOW -感じる。いま、ここにある奇跡-」
    もうすぐ終了[あと9日]
    2025年9月20日(土)〜11月9日(日)
    3
    出羽桜美術館 | 山形県
    没後40年 有元利夫 優美な絵画世界への誘い
    開催中[あと37日]
    2025年9月5日(金)〜12月7日(日)
    4
    東京国立博物館 | 東京都
    特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」
    開催中[あと30日]
    2025年9月9日(火)〜11月30日(日)
    5
    国立西洋美術館 | 東京都
    オルセー美術館所蔵 印象派ー室内をめぐる物語
    開催中[あと107日]
    2025年10月25日(土)〜2026年2月15日(日)