北アルプス・立山連峰で氷河が現存することが国内で初めて確認される可能性が高まっている。
氷河は厚さ30メートルを超す雪や氷塊が重力で流動し続けるもので、富山県立山町の立山カルデラ砂防博物館が2011年9月から剱岳の2カ所の雪渓で氷体を調査。
剱岳の三ノ窓雪渓と小窓雪渓で厚さ約30メートル程度の氷体を確認しており、9月上旬に両雪渓の氷体にポールを埋め込み、GPSで1カ月間の動きを観察した。
結果は早ければ、2011年11月15日(火)に国立極地研究所で開かれる「極域気水圏シンポジウム」で発表される。
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