
2018年6月18日(月)、東京・台東区の国立西洋美術館で「ミケランジェロと理想の身体」のプレス向け内覧会が開催された。
ルネサンスの巨匠、ミケランジェロ・ブオナローティ(1475-1564)の大理石彫刻《ダヴィデ=アポロ》と《若き洗礼者ヨハネ》を中心に、古代とルネサンスの美術を比較しながら紹介する企画展。
《ダヴィデ=アポロ》は、ミケランジェロが50代半ばで制作。背中から武器を取るポーズをとっており、武器が投石器ならダヴィデ、矢筒ならアポロとなるが、武器の部分が石の塊になっているため、主題がはっきりしない。
《若き洗礼者ヨハネ》は、20歳を過ぎた頃に制作。スペインにある唯一のミケランジェロ彫刻だが、スペイン内戦で被災。本来の約40%、14の石片のみが残されたが、以前の写真を元に修復された。
ミケランジェロの大理石彫刻は世界に約40点といわれており、2点が同時に日本で展示されるのは極めて貴重。2点とも初来日となる。
あわせて、古代ギリシャの彫刻や壺絵、古代ローマ時代のポンペイの壁画、15世紀と16世紀の彫刻、油彩、素描、版画、工芸など、身体をテーマにした作品も展示される。
「ミケランジェロと理想の身体」は国立西洋美術館で、2018年6月19日(火)~9月24日(月・振)に開催。観覧料は一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 800円。前売りは一般 1,400円、大学生 1,000円、高校生 600円で2018年6月18日(月)23:59まで発売。
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